初プレイ向けガイド

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初プレイ向けガイド

  • 過去作をプレイしたことない人、農業に興味があってゲームを始めてみたけどチュートリアル以降まず何すればよいか判らない、といった方向けの最低限の説明です。
  • 最初はゲームの腕や現実の農業に自信のある人でも何すればいいか判らず困惑して当然です。ファーミングシミュレーターは自由度がとても高く、メインストーリーやメインミッションも存在しないため基礎システムすら覚えにくいですので。
  • とはいっても決して難しいゲームではなく、むしろゲームオーバーや詰みの状況とかにはならないですので自分のペースで進めてください。
  • なお、本稿では初心者向けという事でニューゲーム開始時の設定を難易度イージー、農場を持っている、を前提としております。

公式マニュアル

開発元サイトに本作の日本語マニュアル(PDF)が用意されています。本作で何ができるのか気になるようでしたら下記サイトよりダウンロードしてお読みください。

https://manuals.giants-software.com/Farming_Simulator_25/Basegame/

とりあえず何をすればいい?

まずは自分の力だけで収穫サイクルにチャレンジ!

本作のゲームとしては農業だけでなく畜産や林業といった要素もあるものの、根本的には農作物の収穫サイクルが基礎中の基礎となります。入門ガイド(チュートリアル)ではあらかじめ定められた操作しか出来ないため正直言ってあれだけでは基礎を習得したとは言えません。一度は収穫から次の収穫までのサイクル1周ができて初めてスタートラインに立ったと言えます。

まず自分がどの畑を所有しているかの確認

  • 自分が自由に作物を育てることが出来る畑がどれか、いまどんな状態かをまずは確認します。マップ上にある畑に歩いて近づくと画面右下に畑の情報が表示されますので、所有者が”あなた”となっている畑が自由に使える畑です。
  • 聞いたこともない知らん人の名前が所有者に表示される畑はあなたのものではありませんノンプレーヤーキャラ(コンピューターが管理操作しているキャラ)の畑ですのでまずはほっときましょう。ちなみに今作では畑を所有しているキャラが街中にいるため会話も可能です。

実際に収穫サイクルを試してみよう

成長度が「収穫可能」の場合

  • 収穫機を利用して作物の収穫が可能な状態です。優先度高めで収穫作業を行いましょう。
  • 雨や雪が降っている時間では収穫量が極端にダウンするペナルティがあります。その間は別の作業を実施して時間をつぶしてください。雨が降っていない間しか収穫できないからこそ晴れや曇りでは収穫作業を優先する必要があります。
  • 小麦やキャノーラなどニューゲーム最初から収穫可能な作物は初期保有の収穫機で収穫が可能ですが、ジャガイモやほうれん草、綿など専用の収穫機が別途必要な作物も無数にあります。

成長度が「収穫済み」の場合

  • 畑を耕す必要があるので”カルティベーター”など耕すアタッチメントで耕しましょう。初期装備では緑色の格子状の機械がカルティベーターです。
  • 画面右下の畑情報に「すき込みが必要」とあった場合は”サブソイラー”などすき込みが可能な農機具で耕さないと収穫量ダウンとなってしまいます。10,000ドルで買える「AGRISEM Combiplow Gold」というサブソイラーがすき込みにおすすめです。

成長度の項目自体が無かった場合

  • どの作物も植えられていない状態、すなわち畑に種を植えることができる状態です。シーダーを使って種を植えることが可能ですが、季節や機器によっても植えることが出来るかどうか制限があるため注意が必要です。
  • 慣れない始めのうちは基礎的な作物である小麦大麦キャノーラの3種がおすすめです。キャノーラは8~9月、小麦大麦は9~10月に植えることが可能です。
  • トウモロコシ(モロコシとは別)とヒマワリは収穫するために新たに収穫機用のアタッチメント”コーンヘッダー”を買う必要があるため非推奨です。またジャガイモ・テンサイなどいくつもの作物は収穫機自体が特殊なもので今手持ちの農機では代用できません。ですのでそれら作物は最序盤は控えましょう。
  • どの作物がどの季節に種まき可能で収穫がいつなのか、はメニューの作物カレンダーで確認できます。

成長度が「成長中」の場合

  • 文字通り作物が成長中です。作物の種類にもよりますが半年から1年経過で作物が実り成長度が”収穫可能”となります。
  • 小麦キャノーラは7月、大麦は6月まで収穫できません。全体マップ画面にあるサザ●さんの家みたいなアイコンマークの位置に自分の自宅がありますので、することが思いつかなくなったら寝るのを繰り返してさっさと6月や7月まで進めてしまって問題ありません。
  • 成長中でも肥料を散布したり雑草を除去したりと世話をすることが大切ですが、それらを無視しても収穫量ボーナスが減るだけであり成長後の収穫自体は可能です。
  • 季節レベルで時間を進めるには自宅にあるベッドのアイコン近くで左スティック押し込みをして寝ることで進みます。
  • 成長度が「収穫可能」となれば収穫できてひとつのサイクルが完了となります。このサイクルを繰り返し、石灰や肥料散布、雑草対策などで収穫量アップを目指しましょう。

収穫した作物の売却

  • 作物を収穫しただけはお金になりません。それらを売って始めて現金化できるわけですな!
  • 本ゲームでは収穫した作物を小麦粉やパンに加工して売却するシステムもあります。ゲーム開始時でもなんとか買える小型の加工施設もありますが、最初のうちは収穫した作物をそのまま売却で問題ありません。
  • ゲーム内時間を基準にした効率では加工した方がよいのですが序盤のリアル時間基準ではさっさと売って収穫サイクルを繰り返した方が簡単で無難です。
  • 同じ作物でも売却する店や相場・季節によって売却価格が変わります。

収穫サイクルに慣れてきたら

 

畑をちゃんと管理して利益アップ

上で説明しました収穫サイクルを繰り返すだけでも利益を生み出せるわけですが、一通りできるようになったら正しく畑を管理して収穫量アップを目指しましょう。

わらの売却

  • 小麦大麦などわらを排出する作物を収穫している&収穫機のわらのウィンドウ(パソコンのウィンドウのことではなく収穫機後部の機工名称)が有効となっている(操作パネルのメッセージに『無効にする』と表示されている状態なら現在は有効状態)を満たしているとき、作物の収穫時に畑の上へとわら(藁、むぎわら)が排出されます。
  • 初期保有の農機には無い飼料ワゴンを使うことで畑の上からわらを拾うことができます。
  • わらは売却値段こそ低めですが、大量に手に入るうえ集めて売るだけでいくらかの収入となるので機材が揃っておらず時間のある序盤はせっせと集めて売ると良いでしょう。

肥料・石灰の散布

  • 収穫直後から収穫前までの間に肥料を撒くことで収穫量がアップ!散布する時期をずらせば2回まで散布できてさらに収穫量がアップします。
  • ひとことで肥料といっても液体肥料・個体肥料・堆肥・スラリーといくつか種類があり散布方法もまちまちですが散布効果はゲーム内ではすべて一緒です。ただしNPCから受ける契約(サブミッションみたいなもの)ではそれぞれ指定された肥料でないと成功判定されないので注意。
  • 畑の情報ウィンドウに「石灰が必要」とあった場合は肥料散布機の「BREDAL K105」に石灰を積んで散布しないと収穫量がダウンしてしまいます。

雑草対策

畑の中に赤色やピンクの花が咲いていたら雑草ボウボウな証拠。
  • 雑草は人類有史以前から人類が戦い続けているにっくき天敵です。がんばって除草しましょう。雑草除去に慣れてきたら初心者脱却と言っても過言ではないでしょう。
  • 雑草対策には「除草剤であらかじめ予防しておく」「生えてからくわや除草機械で排除する」のどちらかを取る必要があります。
  • 除草剤は液体であるため液体散布機を使います。「HARDI MEGA1200L」とそのタンクが安い上に一生モノとして使えるためとっとと購入しましょう。なお除草剤は消耗品であるため使うほど費用がかかります。
  • くわや除草機械(草刈り機とはまったく別ものである点に注意)は除草剤が不要のため安上がりですが、雑草が成長してからでないと効果が無い場合があったり逆に作物が成長している状態では作物にもダメージが入り最悪収穫自体が出来なくなるなど危険要素も多くあります。作物への被害を抑えるナロタイヤ装備のトラクターを用意するなど知識と準備が必要です。
  • 自分の畑ではタネ蒔きしてすぐのタイミングで除草剤を散布するのがおすすめですが、契約(サブミッション的なの)では作物へのダメージが発生しないため小銭稼ぎとしてくわを買っておくのも損はありません。(なお、契約ではくわと除草機械は別扱いであるため契約文には気を付けてください)

収穫物の加工

小麦を収穫したあとそのまま売ってもある程度の収入となりますが、小麦は製粉して穀粉(小麦粉)に加工してから売った方が儲かります。さらに穀粉をパンに加工して売ればもっと利益が上がります。今作では序盤でも買える値段の小型加工機が登場したため脱初心者として加工にチャレンジすることをおすすめします!

  • ショップメニューの一番下のタブから施設を選ぶことで加工所などの建物を建てることができます。
  • 製造所の欄にはさまざまな製造施設がありますので、項目の下の方にある安い(36,000ドル)加工施設を選んで自分の土地の中に建設すれば利用可能となります。
  • 建設後、スパナマークのアイコンに近づき左スティック押し込みでメニューを開き、加工する項目を稼働させれば生産を開始します。加工には時間がかかりますので長い時間放置してください。(ゲーム内時間の経過で計算が進みます)
  • 加工品はあらかじめ売る設定にしておけば自動的に売却されます。貯蔵に設定していた場合はパレット状で排出されますのでフォークリフトやトラクターのフロントローダーで販売所まで運ぶ必要があります。
  • 売り設定での自動売却は過去作からの推測では1割ほど安い値段で売られると思われますが、そもそも相場による価格の増減もありますのでそこまで損失を意識する必要はないと思います。

グリーンハウスの活用

畑での収穫サイクルではなくグリーンハウスを使った収穫も可能です。グリーンハウスは(MODでもない限り)水だけで成長して収穫できるため最低限の手間で稼ぐことが可能です。(もっと手抜きできるソーラーパネルという手もあるがけど・・・)

  • まずグリーンハウスを建設します。ニンニクやハクサイなどを育てる一般的なグリーンハウスとキノコ用グリーンハウスが様々な大きさで用意されています。
  • 水を運ぶための容器である、ショップカテゴリーでは「樽(タル)」とあるアタッチメントを購入します。
  • 水はマップ内にあってトラクターで近くまで行ける川かみずうみにアタッチメントを入れて補充します。水を補給するための施設を建設してそこから水を補充することも可能ではありますが建設費だけでなく水道代もかかるため川やみずうみからタダで入手した方がはるかに安上がりです。
  • 川などから得た水をグリーンハウスに荷下ろししたあと、スパナマークのアイコンに近づき左スティック押し込みでメニューを開き育てたい作物を稼働させれば時間経過で生産されます。ドアはB(丸)ボタンで開くことが可能です。
  • 生産された作物については利用先が決まってない当初は売り設定にして自動売却するようにしておきましょう。

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